広告業界に長く携わる中で、私が常に大切にしていることがあります。
「良い広告=売れる広告」「悪い広告=売れない広告」です。
広告デザインがいくらカッコよくても、反応が出なければ意味がありません。
この記事では、「利益を生み出す広告」とは何か?について、実践的な考え方を7つのポイントにまとめてご紹介します。
1. 広告の目的は「利益を生み出すこと」
広告は「認知してもらうため」だけに出すものではありません。
広告費をかけた以上、売上利益が広告費を上回ることが最低条件です。
利益を生み出せない広告は「良い広告」とは言えません。
2. 自己満足の広告は売れない
「業界の常識」や「自社のやり方」にとらわれすぎると、お客様の目線から離れてしまいます。
「昔からこうやってきた」「うちの会社では当たり前」
そんな考えが、反応の出ない広告を生む原因になります。
3. お客様は「商品」ではなく「未来」を買っている
お客様は、商品そのものを欲しいのではなく、その商品を手にしたあとの未来を買っています。
広告では、商品説明だけでなく、
- どんなメリットがあるのか?
- 使ったあとの未来はどうなるのか?
を伝えることが重要です。
4. 会社の「安心感」も伝える
商品だけでなく、「この会社から買って大丈夫」と思ってもらえるかも重要です。
たとえば、
- 創業年数や実績
- 地域密着のサービス体制
- アフターサポートの案内
こうした安心材料をしっかり伝えましょう。
5. 購入方法は「簡単・明確」に伝える
どんなに良い商品でも、「どうやって買えばいいのか」がわからなければ売れません。
- 電話・メール・ネット注文の方法を明記
- 「今すぐご注文はこちら」といった行動喚起(CTA)
購入までの導線をわかりやすくすることが大切です。
6. 「割引広告」に頼りすぎない
よく目にする「割引キャンペーン」や「特典広告」。
これも有効な手法ですが、ずっと続けることはできません。
大切なのは、「普段から売れる広告」を作ることです。
7. 売れる広告の「型」を知る
反応が出る広告には「型」があります。
基本の構成は次の4つです。
- 商品のメリット(この商品を買ったらこんなことができます)
- 購入者の未来(この商品を買ったらこんな未来になります)
- 販売会社の信頼性(私たちは〇〇〇だから安心です)
- 購入方法(この商品はこうしたら買えます)
この4つを必ず入れて広告原稿を作ることで、売れる広告に近づけます。
まとめ
広告は「カッコよく作ること」が目的ではありません。
「お客様目線で考え、利益を生み出す広告を作る」ことが最大の目的です。
ICSでは、今後も広告・販促に関する実践的なノウハウを発信していきます。
ぜひ次回もご覧ください。