「せっかくホームページを作ったのに、検索しても全然出てこない…」
そんなお悩みをお持ちの中小企業や地域事業者の方も少なくありません。
大手企業と違って広告費を多く使えない中小企業こそ、検索エンジン対策「SEO」を上手に活用することで、ホームページを“営業マン”として機能させることができます。
この記事では、「専門知識がなくても実践できる」「今日から始められる」ホームページ運用のコツを7つご紹介します。

1. タイトルには「検索されそうな言葉」を入れる
ページタイトルは、SEOにおいて最も重要な要素のひとつです。
「誰が・何を検索したときに表示されたいか」を意識した言葉を入れるだけで、Googleにもユーザーにも伝わるタイトルになります。
- × サービス紹介 → 〇 リフォームサービスのご案内|戸建て住宅・マンション対応
- × 商品一覧 → 〇 ハンドメイド雑貨のご紹介|オンラインショップで購入可能
業種名 + 提供価値 + 地域名(必要に応じて)の組み合わせが効果的です。
2. 記事は定期的に見直し・更新をする
Googleは「最新情報」を評価する傾向があり、放置されたページは検索順位が下がる可能性があります。
- サービス情報:導入事例や価格など最新の状態に
- 製品情報:新機能や対応バージョンを随時更新
- お知らせ:展示会出展や新サービス開始の情報を発信
更新日付を明記することで、信頼性も高まります。
3. 1ページに1テーマで構成する
Googleは「このページは何について書かれているか」を評価します。
複数の情報を詰め込むのではなく、1ページ=1つの明確なテーマを意識しましょう。
- サービス紹介ページ:ソリューション別にページを分ける
- 実績紹介:業種や規模別に導入事例を整理
- 企業情報・採用情報・問い合わせなども独立したページに
検索されやすくなるだけでなく、ユーザーにとっても使いやすい構成になります。
4. スマホで読みやすい文章にする
今やWeb閲覧の大半がスマートフォン経由です。
- 1文を短く、簡潔に
- 段落を分けて読みやすくする
- 箇条書きを活用して要点を整理
モバイル対応=SEO評価の加点要素であることを忘れずに。
5. キーワードの使い方で検索に強くなる
SEOで効果を出すには、検索されそうなキーワードを自然に文章に含めることが大切です。
- 「地域密着でお客様対応を行うサービス業として、接客品質の向上に取り組んでいます」
- 「部品製造から検査・出荷まで一貫体制を整えた生産ラインを運営しています」
Googleもユーザーも、「何の会社か」が明確な文章を評価します。
6. Googleビジネスプロフィールから誘導する
Googleマップに表示される「ビジネスプロフィール」は、検索と地図をつなぐ重要な入口です。
- 会社所在地・営業時間を最新に保つ
- 事例紹介ページや問い合わせページへ誘導リンクを設定
- 製品画像・スタッフ写真などで雰囲気も伝える
地域に根ざした企業ほど、Googleマップ上の情報整備が集客力を左右します。
7. SNSとホームページをつなげる導線をつくる
SNSは拡散力のある発信手段、ホームページは情報を蓄積する「資産」。
この2者を連携させることで、SEOにも集客にも大きな効果が期待できます。
たとえば、SNSの投稿に「くわしくはプロフィールのリンクから」と加えるだけでも、ホームページへの導線が生まれます。製品紹介、導入事例、イベント情報など、リンク先を定期的に切り替えて活用しましょう。
ホームページ内にSNSの埋め込みを行えば、リアルタイム性や企業の雰囲気が伝わり、信頼感の向上にもつながります。
SNSで“興味を持ち”、ホームページで“信頼を得る”という流れを意識することが、問い合わせや商談につながる第一歩です。
まとめ
SEOは特別な知識がなくても、「伝え方」と「整理の仕方」を見直すだけで結果が出やすくなります。
どの業種の企業でも、ホームページは“作って終わり”ではなく、“情報を育てていく場”として活用することが大切です。
ICSでは、企業様向けのWeb活用や情報発信のサポートも行っています。
ぜひお気軽にご相談ください。